九州大学大学院医学研究院 九州連携臨床腫瘍学講座
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メッセージ 

がんプロを修了して

平成25年3月修了 田村真吾

平成19年3月
九州大学医学部卒業
平成21年4月
九州大学大学院入学
平成21年度
九大病院勤務

 がんプロ大学院は4年間を1年間の臨床研修と3年間の研究期間に充てることによって大学院在学中にがん薬物療法専門医の受験資格も得られる、という制度です。

 研究期間は短くなり、講義も通常の大学院より多くなるため、忙しくはなりますが、癌の専門家を目指す上で様々なメリットがあると思います。ひとつには大学院の期間中に基礎と臨床の双方に触れる機会があることから、研究と実地との関わりを意識しながらそれぞれに取り組むことができることが挙げられます。またもうひとつには、系統だった講義があります。病棟業務をしながら、あるいは実験をしながらの講義受講は大変ですが、系統的・網羅的に全身の癌について学ぶ機会はこれ以外には滅多にないため、非常に貴重な機会となります。

 この課程を修了すれば、通常5年間の研修が必要とされるがん薬物療法専門医の受験資格が1年短い4年間で取得できることもあり、がんの専門家を目指すには優れた制度であると思います。

疾患に対する理解が更に深まったような気もします

平成25年3月修了 伊地知 佳世

平成21年4月
九州大学大学院入学

 私は医師となり研修医として2年間研修をした後は、呼吸器内科医として診療に携わっていました。その時にがん、特に肺癌の患者さんも多く診たのですが、進行期の肺癌は予後不良であり、私自身もどかしい気持ちで診療していたような気もします。しかし、発がんのメカニズムも少しずつ明らかになり、様々な分子標的薬も登場し、がん治療にも変化が見えてきました。私は今後もがん診療に携わっていきたいと思うようになり、また更に専門的な知識を得ないといけないと感じるようになりました。ちょうどその頃、がんプロフェッショナル養成プラン臨床腫瘍医師養成コースで学ぶ機会を得ることができました。

 初年度は臨床をしながら夜間に講義を受けていました。夜間に講義を受けるのは多少きつかったものの、がんに関する最新の知識を専門の先生方から直接学べるというのはとても刺激的でした。2年目以降は病理学教室で学ぶこととなったのですが、ここでは呼吸器腫瘍の診断、そして研究をすることとなりました。臨床を一度経験しているので、疾患に対する理解が更に深まったような気もします。現在も病理学教室にて診断と研究を行っています。がん診療・がん研究は日進月歩です。それについていくのも大変ですが、自分の行っていることがいつか患者さんの役に立てればと思い日々精進しています。

がんプロコースを修了した感想

平成25年3月修了 浅井 佳央里

平成16年3月
九州大学医学部卒業
平成22年
放射線治療専門医取得
平成21年4月
九州大学大学院入学
平成21年4月〜
九州大学病院勤務

 がんプロコースのカリキュラムは、がん医療を行う上で必要な基本的知識が身に付くように組み立てられています。
 私の場合は、がんプロコース入学と同時に放射線治療医としてのキャリアもスタートしました。臨床経験を積みながら、臨床研究や 臨床試験の外、専門外の分野も含めて幅広くがん医療について学ぶことが出来たのは、がんプロコースならではであり、大変有意義でした。

 在学中に放射線治療専門医を取得することが出来、卒業後の現在、引き続き九州大学病院にて放射線治療医として勤務しています。
がん治療の専門医を目指す皆さんには、是非がんプロコースを選んで頂き、がん医療を深めて行く上での第一歩にされて欲しいと思います。

がんプロコースを修了した感想

平成24年3月修了 本村 貴志


 

 幸いにも私の大学院入学の年にこのがんプロ制度が発足し、受講することができました。外科医としてがんの知識は必要不可欠であり、消化器癌の他にも血液腫瘍、婦人科、脳外科、その他普段勉強する機会のないあらゆる癌腫を学べる貴重な経験でした。初年度は病棟で臨床をしながらの受講で、病棟業務の合間を縫っての聴講は大変なものでしたが、各科のがんエキスパートの講義を系統だって拝聴できるという機会は、がんプロコースをおいて他にはありません。

 癌診療は日進月歩の世界で、当時学んだ情報も日々亢進され古いものとなっていっていますが、各癌腫の治療の考え方や発癌の分子メカニズムなど、基幹となる知識は決して色褪せるものではなく、その後の研究にも多いに役立ちました。
現在は臨床復帰して日々消化器癌の手術や化学療法に携わる毎日ですが、がんプロコースで学んだことが大いに生きている事は言うまでもありません。

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